胃腸炎の原因はストレスが関係?潜伏期間や症状と治療の仕方!

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胃腸炎はうつるの?ストレスが原因って本当?

突然お腹が痛くなり慌ててトイレに駆け込んだ、という経験は、誰しも一度くらいはあるのではないかと思います。

いわゆる胃腸炎の症状ですが、胃腸炎は暴飲暴食や病原菌が付着した食べ物を摂取したことによって起こるもの、と考えてはいませんか?

しかし、胃腸炎になるのはこれらのケースばかりではありません。

時には、胃腸炎になるような食べ物を食べたわけでもないのに、嘔吐や下痢になってしまい「どうして?」と思うこともあります。

そこで今回は、胃腸炎について調べてみました。

身近な症状であるにも関わらず、よく知らないのが現状とも言える胃腸炎について、今回を切っ掛けに深く知って頂けたらと思います


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胃腸炎とは?胃腸炎の症状は?

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胃腸炎とは、胃と腸に生じる炎症の総称を言います。

胃腸炎には大きく分けて、

の3種類があり、急性胃腸炎は多くの場合が感染性胃腸炎でウイルス性と細菌性に分かれます。

急性胃腸炎の症状は、感染した細菌やウイルスによって異なりますが、激しい下痢と嘔吐が突然始まるというのが一つの特徴です。

乳幼児に感染者が多い「ロタウイルス」による急性胃腸炎の場合は、米のとぎ汁のような水様便が出るため「白色便性下痢」とも呼ばれます。

この他、夏に増える食中毒も急性胃腸炎の一つと考えてもよいでしょう。

また慢性胃腸炎は、急性胃腸炎ほど症状がひどくはないものの、下痢や嘔吐を繰り返し長期的に続くのが特徴と言えます。

原因を特定するのが困難で、完治までに時間を要する胃腸炎ですが、近年は慢性胃腸炎の原因に「ピロリ菌」が多いことがわかっており、早期治療ができるようになっています。

そして、近年患者数が増えているのが、「ストレス性胃腸炎」です。

ストレス性胃腸炎とは、文字通りストレスが原因で起こる胃腸炎です。

急性胃腸炎とよく似た症状で、激しい下痢や嘔吐、腹痛、発熱、全身の倦怠感などが症状として挙げられます。

胃腸炎の原因は?ストレスが大きな影響を及ぼすの?

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胃腸炎の多くが急性胃腸炎であることから、その原因も細菌とウイルスによるものが多いと考えられます。

細菌性胃腸炎の場合は、サルモネラ、O-157、腸炎ビブリオなどの細菌が付着した食べ物を摂取することによって感染します。

これらは食中毒を引き起こす細菌として認知されており、菌の繁殖が活発になる夏場に多く発生します。


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次に、ウイルス性胃腸炎の場合は、ロタウイルスやノロウイルスなど冬に流行するウイルスが原因となって胃腸炎を発症させます。

感染者の嘔吐物などを処理している時に、空気中に漂っているウイルスを吸い込むなどして二次感染することが多いようです。

そして、ストレス性胃腸炎の場合はストレスが原因で起こります。

では、どうしてストレスがあると胃腸炎になってしまうのでしょうか。

人は強いストレスや長期間ストレスに晒されると、脳が刺激され、その刺激が自律神経に伝わり胃腸の働きを活発にします。

その結果、胃酸が多く分泌されてしまい胃が荒れてしまいます。

胃が荒れた状態で食べ物を摂取すると、上手く消化がされないので、嘔吐や下痢などの症状を引き起こしてしまうのです。

なお、感染性胃腸炎の場合は、原因となる細菌やウイルスが体の外へ出きってしまうと症状が改善しますが、ストレス性胃腸炎の場合はストレスが解消されない限り、胃腸炎の症状が続いてしまいます。

市販の薬を飲んでも効果がないのも、ストレス性胃腸炎の特徴と言えるでしょう。


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胃腸炎の潜伏期間は?

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胃腸炎の潜伏期間は、細菌やウイルスによって異なります。

食中毒の原因となる細菌性胃腸炎(例:カンビロバクターや病原性大腸菌)の場合は、2~10日と潜伏期間に差があります。

このため、胃腸炎の症状が現れても、必ずしも前日に摂取した食べ物から感染したというわけではなく、一週間も10日も前の食べ物で感染していたケースもあり得ます。

一方のウイルス性胃腸炎(例:ロタウイルスやノロウイルス)の場合は、潜伏期間が1~3日と短く、早ければ感染したその日から症状が出る場合もあります。

ウイルス性胃腸炎を引き起こすウイルスは、非常に感染力が強いため、短期間のうちに一気に感染者を増やす恐れがあります。

胃腸炎になった時の対処の仕方!

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胃腸炎になってしまった時に、一番気をつけなればいけないのが「脱水症状」です。

激しい嘔吐や下痢があると、飲み物を摂らない方がよいのでは?と思う方がいらっしゃいますが、それは大変危険です。

と言うのも、嘔吐や下痢によって体内の水分が失われた状態になっているため、そのままで過ごすと脱水症状を引き起こしてしまいます。

このため、嘔吐や下痢があっても水分を摂ることが大切になります。

水分を摂る際には水ではなく経口補水液などの塩分や糖分が入った物がよいでしょう。

嘔吐や下痢によって体内の水分が排出された場合、同時に体に必要なミネラルも失っています。

この時に水分だけを補給してしまうと、体内の塩分濃度が低くなり電解質異常が起こってしまう恐れがあるため、一緒に塩分を補給する必要があるのです。

ちなみに、糖分を摂取するのは体内での塩分の吸収を上げるためです。

スポーツドリンクなどには塩分と糖分が入っていますが、糖分の割合が多いため、飲み過ぎると返って胃を荒す原因になってしまいます。

また、下痢や嘔吐がつらいからと自己判断で市販の下痢止めや吐き気止めを飲むのは止めましょう。

そもそも、下痢や嘔吐は体内に入り込んだ異物(細菌やウイルス)を体外へ排出するための働きであるため、それを止めてしまうと原因が長く体内に留まることになり、症状を悪化させる可能性があります。

胃腸炎の治療法は?病院は何科に行けばいいの?

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胃腸炎の症状がある場合は、早めに病院へ行くのがよいでしょう。

その場合は、基本的には内科を受診するのがよいと思います。

内科が近くになり場合は、消化器科でも構いません。

しかし、内科や消化器科を受診し処方された薬を飲んでも、なかなか症状が改善されない場合は、ストレスが原因の可能性もあります。その場合は、心療内科へ行くのがよいでしょう。

心療内科では、ストレスなどの精神的なことが原因で起こる身体的な疾患を診てもらえます。

胃腸炎に効く食べ物は?

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嘔吐や下痢の症状が落ち着いてきたら、おかゆやうどんなど温かく消化によい食べ物を少量ずつ食べるようにしましょう。

固形物を避けたいなら、野菜スープや味噌汁の汁だけでも構いません。

冷たい物は胃腸を刺激するので避けるようにして下さい。

また、症状が治まったからとすぐに通常の食事に戻してしまうと、再び胃腸炎の症状が起きてしまう場合があります。

まずはおかゆやうどんで胃腸の様子を見ながら、少しずつ通常の食事に戻していきましょう。


胃にやさしい食べ物や飲み物で消化を促進!

胃腸炎のまとめ

感染性胃腸炎は、同じ病原菌であっても症状が軽い方と重くなる方とで分かれる場合があります。

その理由は様々ありますが、一つには免疫力や体力の違いが挙げられています。

日頃から規則正しい生活を送っている方は免疫力や体力が万全のため、軽く済む傾向にあるようです。

また、ストレスを溜めこまず適度に発散させておくことも、胃腸炎の予防となります。


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