ものもらいの原因と対処や治し方!コンタクトの場合は?

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ものもらいの治し方と対処の仕方!

目に異物感やかゆみを感じて鏡を見てみたら、まぶたのふちが赤くなってぷくっと腫れ物ができていた・・なんて経験はありませんか?

一般的に「ものもらい」と言われる症状ですが、ものもらいは地方によって呼び名が代わり、例えば北海道では「めっぱ」、宮城県では「ばか」、滋賀県では「めいぼ」、奈良県や大阪府では「めばちこ」と言われています。

呼び名が多い理由は不明ですが、それだけどこでもごくありふれた症状だということがわかりますよね。

そんなものもらいは、まばたきをするたびに気になるので非常に鬱陶しく感じます。

また、かゆみだけではなく痛みがある場合もあるので、ものもらいが出来るとストレスも多く掛かります。

ではどうして、ものもらいができてしまうのでしょうか。

そこで今回は、身近な症状であるものもらいについて調べてみました。


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ものもらいの原因は?

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ものもらいには実は2種類があり、その2種類の総称がものもらいとなっています。

とは言え、この2種類のものもらいは、原因や症状、治療法が異なるため、同一のものではありません。

世間一般的にものもらいと言われているのは、「麦粒腫」と呼ばれるものです。

麦粒腫は、まぶたにある脂肪や汗などの分泌腺に、黄色ブドウ球菌などの細菌が感染することによって引き起こされます。

黄色ブドウ球菌自体は普段から私達の皮膚や喉、毛髪などにも存在しており健康な人には害を及ぼしませんが、体調が悪い時などには感染して炎症を起こし、化膿することでかゆみや痛みが生じます。

次に、「霰粒腫」と呼ばれるものもらいです。

霰粒腫は、まぶたの中にあるマイボーム腺が脂肪によって詰ることが起こります。

脂肪が詰まるだけなのでかゆみや痛みは殆どありませんが、放置をするとまぶたの中にしこりが数か月も残ったままになることもあるそうです。

ものもらいの症状は?

麦粒腫の症状

始めにまぶたにかゆみを感じ、やがて赤く腫れてきます。腫れがひどくなってくると痛みも感じるようになり、その痛みはまぶただけに留まらず、麦粒腫ができた側の耳たぶの付け根のリンパ腺が腫れたり痛くなったりします。

痛みやかゆみ、腫れが強くなって炎症が進むとやがて化膿した部分が破裂をしますが、膿がでることで症状は治まり改善していきます。

霰粒腫の症状

まぶたにシコリのような異物を感じ、触るとコリコリとしますが特に痛みやかゆみを感じないのが特徴です。

稀にそこから細菌に感染することで炎症を起こすこともあるため、麦粒腫との区別がつきにくい面もあるのですが、麦粒腫であれば化膿が進むと破裂して膿が出ます。

霰粒腫はいつまで経っても膿が出ず、しこりが残ったままとなります。

特に痛みがないためそのまま放置をする方がいらっしゃいますが、霰粒腫とよく似た症状のガンもありますので、しこりがなかなか消えない場合は早急に病院へ行くようにしましょう。

ものもらいの時の対処の仕方!眼帯は必要?

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ものもらいができたら眼帯を付ける方がいらっしゃいますが、これはNGです。

眼帯とは、ガーゼや布で目を覆って使用するものなのですが、安易に使ってしまうと視界が遮られてしまうため危険です。

特に10才くらいまでのお子さんが使うと、例え一日でも弱視を引き起こす可能性があると言われています。


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眼帯は、角膜に傷が付いたなど重症な場合に医師の判断の元使用されるもので、ものもらいの場合には必要ありません。

麦粒腫の場合は、まぶたを掻いたり触ったりせず、ものもらい用の目薬を使用して対処をします。

点眼してから1~3日ほどでかゆみが治まり、一週間ほどで腫れも引いてきます。

霰粒腫の場合は温めると効果があるそうですが、特に何もしなくても一ヶ月程度でしこりが消えると言われています。

ものもらいの治し方や治療の仕方!

ものもらいになって、市販の目薬や温湿布を用いても症状が改善しない場合は眼科へ行きましょう。

麦粒腫の場合は、抗菌の点眼薬を処方されることが多いですが、化膿がひどい場合は軟膏や飲み薬が処方されることがあります。

また、膿が溜まって大きくなった場合にはまぶたを切開して、中の膿を出すこともあります。

次に霰粒腫ですが、放置しておくことで自然と治ってしまう場合が多いようですが、細菌に感染して化膿している時には痛みやかゆみがあるため眼科での治療が必要となります。

基本的には抗菌用の点眼薬が処方されますが、麦粒腫と同じく内服薬を処方されるケースもあります。

さらに、しこりが大きくなり過ぎて目を圧迫している場合には手術を行います。

ただし、手術したからといってマイボーム腺の詰りが完全に取れるわけではなく、再発する方もいらっしゃるようです。

ものもらいの時はコンタクトを装着しても大丈夫?

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ものもらいの時は、コンタクトレンズの装着は避け眼鏡を使用しましょう。

コンタクトレンズは細菌が繁殖しやすい環境にあるため、ものもらいがある時に使うことで症状を悪化させる可能性があります。

特に麦粒腫は、コンタクトレンズの使用者に発症が多いと言われています。

これは、コンタクトレンズについた細菌がしっかりと除菌されていない状態で、直接目に触れることによって細菌が増殖し麦粒腫を発症させたと考えられます。

日頃、コンタクトレンズを使用している方は清潔な状態で使うことを心掛けましょう。

ものもらいはうつるの?

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「ものもらい」という名前から、人から人へ移る印象がありますが、ものもらいは感染症ではありません。

麦粒腫の場合は黄色ブドウ球菌による感染であり、霰粒腫の場合はマイボーム腺の詰りが原因のため、人からもらったり人へ移すことはないのです。

ものもらいになった時に眼帯をする必要がないのもこのためです。

まぶたが腫れていたりしこりがあると「人に移さないように」と眼帯をする方も多いのですが、ものもらいに限っては人に移すことがないので眼帯の意味がありません。

ただし、ものもらいに似た症状に、はやり目があり、はやり目は強い感染力を持つ感染症です。

症状だけでは見分けが付きにくいのですが、ものもらいは体力が落ちている時や季節の変わり目などで体調が万全ではない時になりやすいと言われています。

ものもらいのまとめ

ものもらいは、睡眠不足や疲労の蓄積などが原因で発症するケースが多いため、日頃から規則正しい生活をすることで予防ができます。

また、麦粒腫の場合であれば一週間程度で化膿した部分が破裂し、膿が出ることで快方に向かいますし、霰粒腫も特に何もしなくても一ヶ月ほどでしこりが消えることが殆どのようです。

ただし、霰粒腫は見た目だけで特定できないその他の眼病もあるため、痛みや腫れがひどい時には早めに病院へ掛かるようにしましょう。

また、「たかがものもらいだから」とは思わず、すぐに病院へ掛かることで症状がひどくならずに治りますので、自己判断は避け病院へ掛かるのがよいでしょう。


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