ストレス性喘息の症状や治療の仕方!予防法はあるの?

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ストレス性喘息の原因と症状や治療の仕方!

しつこい咳が続き、風邪かな?と思って病院へ行って薬を飲んでも、症状が改善しない。

むしろ、どんどんとひどくなっている。

このような場合、もしかするとそれは風邪ではなくストレス性喘息かも知れません。

近年、大人に急増しているストレス性喘息は、誰の身にもある日突然起こりうる病気です。

しかし、風邪だと思い込んで病院へ行くのが遅れると、症状はどんどん悪化し、最悪の場合死に至るケースもある恐ろしい病気のため、まずはストレス性喘息という病気があることを知っておくことがとても大切です。

そこで今回は、ストレス性喘息の症状や原因、治療法や予防法についてご紹介します。


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ストレス性喘息とは?

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そもそも喘息とは、空気の通り道である気道に炎症が生じ、気道狭窄やけいれんが起こる疾患です。

喘息は主に、花粉やハウスダスト、ダニ、食品などのアレルギーが原因と言われており、アレルギー反応によって気道に炎症が起こると喘息特有の発作や激しい咳が出ます。

また喘息は、子供の病気というイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、日本における喘息の推定患者数は100万人以上と言われ、人口の約3%が喘息の疑い(もしくは実際に医療機関にかかっている)と考えられており、その中でも近年は大人になって喘息を発症するケースが増えています。

幼少期に喘息と診断されても、多くは成長と共に症状が落ち着きます。

勿論、喘息が治癒しないまま大人になる方もいらっしゃいますし、一時期は治まっていたのに大人になってから再発したという方もいらっしゃいますが、大人の喘息の60~80%は大人になってから初めて発症したというケースが多いことです。

そして、大人の喘息の原因の多くに「ストレス」が関係していると言われています。

一見、ストレスとアレルギーは無関係のように思えますが、人の体はストレスを感じると自律神経の働きが乱れ、アセチルコリン受容体が過剰に反応し、気道を収縮させ呼吸困難をきたします。

喘息の症状があるのに、アレルギー検査では特に問題はなく、薬を飲むと一旦は症状が落ち着くがすぐにまた咳や発作を繰り返す場合は、ストレス性喘息が疑われます。

喘息の症状は?

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喘息の特徴的な症状として挙げられるのが「喘鳴」です。

喘鳴とは、息を吸ったり吐いたりする時に「ゼーゼー、ヒューヒュー」と特有の音が聞こえるもので、この音がした時はただの風邪と思わずにすぐに病院へ行くのがよいでしょう。

また、喘鳴の他にも激しく発作的な咳や、息苦しさ、胸の違和感なども喘息の症状と言えます。

さらに、喘息の症状は夜間から早朝にかけて出現することが多いと言われています。寝ている時に咳や息苦しさで目が覚め、そのまま発作がしばらく続く場合があります。

風邪の場合も夜間や早朝に咳がひどくなることがありますが、風邪は一週間ほどで症状が治まるケースが殆どです。

一週間経っても咳が治らない、ひどくなっている場合には喘息が疑われますので、すぐに病院へ行くようにしましょう。

喘息を引き起こすストレスの原因は?

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大人になると、仕事に対する責任や育児のプレッシャーなど、子供の時には考えられなかったストレスにさらされることになります。そしてそのストレスは年々増えていく傾向にあります。

特に40代に入ると、男性の場合、会社で重要なポストを任されることも多くなり、ストレスが多くなります。


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一方女性の場合は、子供が多感な時期を迎える他、更年期障害など心身の悩みが増える時期と言えるでしょう。

大人の喘息の場合、喘息の主原因と言われるアレルギーが検査によって見つからないケースも多く、突き詰めて調べた結果、ストレスによる心身症が喘息の原因だった、ということが多々あります。

心身症とは、身体的な症状が出現する原因に心が深く関わっているものを指すのですが、喘息の他、じんましんや胃潰瘍などの症状があります。

例えば、パートとして働き出した方が職場で強いストレスを受け、毎晩じんましんが出るようになって病院を受診したものの、結局じんましんの原因はわからなかったのに、パートを辞めた翌日からじんましんがぴたっと治まった、という話もあります。

このように、喘息の症状が出て病院を受診しても原因がはっきりしない場合は、ストレスが深く関わっているケースがあるのです。

なぜ、ストレスが原因で喘息を起こすの?

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喘息の主原因であるアレルギーは、実はストレスと密接な関係があります。

強いストレスを受けた時、睡眠不足の症状が現れたことはないでしょうか。

これはストレスにさらされた脳が一種の興奮状態に陥るため起こると考えられています。

そして、睡眠不足はさらなるストレスを生み出します。

このような悪循環を繰り返しているうちに、自律神経が乱れ始め、免疫機能にも影響を及ぼします。

アレルギーは、本来人にとって異物ではない成分を異物と見なすことで、過剰に免疫機能が働くために起こる反応です。

免疫機能が正常に保たれていないと、少しの刺激が発端となりアレルギーを引き起こしてしまいます。

また、自律神経が乱れるとアセチルコリンという物質が分泌されることによって気道を収縮させ、ヒスタミンが放出されて気道の粘膜を刺激します。

すなわち、過剰なストレスを感じることで、自律神経が乱れ、アレルギー性の喘息と同じように気道が狭窄し呼吸困難や発作が起こると言われています。

ストレス性喘息の治療法!

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喘息の治療では、「長期管理薬」と「発作治療薬」が用いられます。

激しい咳や呼吸困難などの発作が起こった時には、それらの症状をすみやかに改善する発作治療薬である内服薬や吸入薬を使います。

また、重症の場合は入院し、点滴や人工呼吸器などの治療を行う場合もあります。

長期管理薬は、気道の炎症を抑え、長時間気管支を拡張させることで、発作そのものが起こることを防ぎます。

ストレス性喘息の予防法は?

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ストレス性喘息の原因は、ストレスです。

そのため、ストレスを溜めこまない生活を送ることが一番の予防法となります。

時間がないからと毎日シャワーで済ませている方は、ゆっくり湯船に浸かるだけでもリラックス効果がありますし、夜寝つきが悪いと感じたらストレッチをするのも一つの方法です。

また、趣味や友人との旅行など、ストレスの原因となる仕事や育児から離れる時間を作ることも大切です。

趣味を行う場合は、ノルマを課すものは避け、のんびりとマイペースで取り掛かれるものがよいでしょう。

さらに、水泳やウォーキングなどの軽い運動はストレス解消になるだけではなく、心肺機能を向上させるので喘息の予防に適しています。

ストレス性喘息のまとめ

ストレスが原因で喘息が起こる可能性がある、と知っておくだけで、万が一症状が現れた時にも診断が遅れて症状が悪化することを防ぐことができます。

いつもの風邪と違うと感じたら、すぐに病院へ行って診てもらいましょう。


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